中央区交響楽団って?

中央区交響楽団は、「楽しみ、親しまれるオーケストラとして地域に根ざした演奏活動」を目指して頑張っています。

どんな楽団なの?

楽団長の堀内周さんに聞いてみましょう♪

【Q1】 中央区交響楽団を発足させた理由ってなんですか?
《楽団長》当時東京23区内で中央区だけ区民オーケストラがなかったので、発足を思い立ちました。
【Q2】 発足当時辛かったことは?
楽団員が10名少々と、オーケストラとは呼べない状態だったので合奏で音が抜けることもしばしば。
【Q3】 現在の楽団員には、どんなメンバーが?
高校生から、大学生、社会人や主婦など様々な職業の人たちが集まっています。
いろいろな世代で構成されていて和気あいあいと、およそ70名で活動しています。
【Q4】 このオーケストラいちばんの特徴は?
地域に根ざした活動をモットーに音楽する楽しさを共有するべく、仲良く活動しています。
また、選曲に関しては5回分の演奏会のプログラムを一気に決め、長期的に計画を練っているのも特徴です。
【Q5】 楽団長をやっていて、”嬉しい”と感じるのはどんなとき?
演奏会のときに常連で来て下さるお客様に 『年々上手くなっていくねーっ』と、そんな言葉を聞いたときですね。

指揮者ご紹介

Yuki Takai 高井 優希



高井 優希(たかい ゆうき)
第4回黒海(コンスタンツァ)指揮コンクールにおいて第1位受賞。
これまでに、大阪フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、コンスタンツァ国立歌劇場管弦楽団、ローマ・イタリア管弦楽団など、国内外のオーケストラと共演。日本バチカン国交樹立75周年記念コンサート、田尾下哲演出オペラ「ラ・ボエーム」などの指揮のほか、NHK「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」番組収録のための指揮指導にも携わった。
幼少よりピアノを学び、成蹊高等学校卒業後、東京藝術大学指揮科およびライプツィヒ・メンデルスゾーン音楽演劇大学指揮科卒業、東京二期会、藤原歌劇団、ニッセイオペラ、東京室内歌劇場、藤沢市民オペラなどの公演において副指揮者を務めた。
ウルリッヒ・ヴィントフール、田中良和の各氏に指揮を師事。また、ヨルマ・パヌラ、コリン・メッターズ、エルヴィン・アチェル、小林研一郎、佐藤功太郎、小田野宏之、松尾葉子の各氏の薫陶を受ける。 2019年度山田貞夫音楽賞特選。2020年度セントラル愛知交響楽団アソシエイトコンダクター。武蔵野音楽大学講師。

Stephen Takayuki Charette スティーブン 孝之 シャレット



スティーブン 孝之 シャレット(スティーブン たかゆき シャレット)
米国・シアトル生まれ。インターロッケン芸術高校卒。クリーブランド音楽院卒。東京芸術大学指揮科大学院修士課程修了。指揮を故佐藤功太郎、小林研一郎、小田野宏之、田中良和、松尾葉子の各氏に師事。卒業後は、既に若手指揮者として期待され、「東京フィルこども音楽館2012」では東京フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者ダン・エッティンガーのアシスタントに抜擢される。2013年、慶長遺欧使節出帆400年記念事業オペラ「遠い帆」、2016年、東京二期会オペラ公演、シモーネ・ヤング指揮、R・シュトラウス作曲「ナクソス島のアリアドネ」では副指揮を任される。これまでに東京フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、芸大フィルハーモニア、会津市民オーケストラ、いわき交響楽団、茨城交響楽団、すみだトリフォニーホールジュニアオーケストラ、筑波大学管弦楽団、神奈川フィル合唱団、文京シビック合唱団等の指導及び指揮にあたる。そして、米国で築き上げたダイナミズムと日本で培った繊細さの両方を兼ね備え、その細やかで、的確な指導と熟練した感性豊かな指揮は多くの奏者や楽団からの信頼を得ている。今日、最も注目したい指揮者である。


Yuichi Sato 佐藤 雄一


© 原田小雪

佐藤 雄一(さとう ゆういち)
国立音楽大学教育音楽学科第1類卒業。ピアノを中川和義、西川清子、本橋美恵子、声楽を布施隆治、ヴィオラ・ダ・ガンバを平尾雅子の各氏に師事。また指揮の基礎を小泉ひろし氏に師事した後に独学。
大学在学中に、合唱団「コレギウム・ヴォカーレ東京」を組織して指揮。卒業後も定期的に演奏会を開くほか、小林道夫氏、渡邊順生氏らと数多く共演。小林道夫氏からは「音に対してこれほどまでに具体的なイメージを持てることは驚異的」との讃辞を受け、そのレパートリーはルネッサンス、バロックに始まり20世紀にまで及ぶ。また若手プロ演奏家による「NENDOオーケストラ」を組織して指揮。
さらに研鑽を積み、限定されていた活動の場を広げるため1999年にパリ・エコール・ノルマル音楽院指揮科に留学。ドミニク・ルイッツ教授に師事。1年後には音楽院初となる飛び級で高等ディプロムを取得し首席で卒業、音楽院史上最高得点に対し審査員特別賞を授与される。フランスでの指揮活動の後2003年に帰国、プロ、アマを問わず数多くのオーケストラを指揮している。

トレーナーのご紹介

Hajime Kono 河野 肇

武蔵野音楽大学器楽科卒業。園清隆・安原正幸氏に師事。
1969年新星日本交響楽団に入団。1991年同団を退団。以後、フリーランスとして演奏活動を行い、室内楽など、いくつかのアンサンブルを組んでいる。
日本ホルン協会の設立に参加(1988年常任理事、事務局長として)
1995年には日本で初めて開催された「インターナショナルホルンフェスティバルin山形」を大きな成功に導く。現在は常任理事として、事務局などを担当。東京外国語大学管弦楽団、中央区交響楽団のトレーナーとして後進の指導に当たる。

当団では2001冬のコンサート R.シュトラウス/ホルン協奏曲第1番ソリストとして演奏して下さいました。

Kenji Takayama 高山 健児

読売日本交響楽団コントラバス奏者。
大阪出身。東京都立富士高校において、オーケストラと出会い、コントラバスを始める。
早稲田大学卒業後、2年間の録音技師としての生活の中でコントラバス奏者を志し、桐朋学園大学に進学。
同大学卒業、研究科修了。
ソロ、ジョイントリサイタルのほか、ソリストとしてオーケストラと共演するステージも数多い。


ソリストご紹介

Shio Okui 奥井 紫麻


© Takahiro Watanabe

奥井 紫麻(おくい しお)
感性、歌心、技術の全てに恵まれた稀有な存在。2004年5月生まれ。5歳半でピアノを始め、7歳よりエレーナ・アシュケナージに師事。8歳でオーケストラと初共演し、12歳でゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団と共演。10歳よりスピヴァコフと世界各国で共演を重ね、2019年10月にはヨーロッパ・ツアーのソリストに起用され、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン・ムジークフェライン、プラハ・スメタナホールを始めとするヨーロッパの著名ホールにデビュー。
2018年よりグネーシン特別音楽学校でタチアナ・ゼリクマンに師事。2019年12月、国立アレクサンドル・スクリャービン記念博物館より2019年度の「スクリャービン奨学生」に選ばれる。
2016年モスクワ国際グランドピアノコンクール最年少受賞、2015年第1回クライネフ・ モスクワ国際ピアノコンクールジュニア部門最年少第1位ほか数々の賞を受賞。ウラディーミル・スピヴァコフ国際慈善基金奨学生。



Aoi Nishimoto 西本 葵


西本 葵(にしもと あおい)
広島県出身。広島音楽高等学校を経て東京音楽大学音楽学部音楽学科器楽専攻を卒業。同大学卒業演奏会へ出演。在学時、特別特待奨学生として奨学金を得る。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトXIV、XVIにオーケストラメンバーとして参加。
第27回中国ユース音楽コンクール金管部門最優秀賞。'15 ジュニアソロホルンコンクールカテゴリー2 第1位。第34回ヤマハ管楽器新人演奏会金管楽器部門へ出演。第2回K室内楽コンクール第2位。第24回コンセールマロニエ21 金管楽器部門入選。第89回日本音楽コンクールホルン部門入選及び岩谷賞。
サボルチ・ゼンプレーニ、ヨハネス・ヒンターホルツァー、クリストフ・エス各氏のマスタークラスを受講。これまでにホルンを佐々田裕美、宮本辰彦、水野信行の各氏に師事。室内楽を中野真理、四戸世紀、津堅直弘、宮本文昭、安原理喜、冨成裕一の各氏に師事。


楽団の概要

団体名称:中央区交響楽団

種  別:区民オーケストラ(市民オーケストラ)

設  立:1994年10月

楽団員数:60名

加盟団体:中央区社会教育団体

活動内容:

      週に1回 中央区内施設にてオーケストラの合奏・分奏・個人練習
      年に2回 演奏会を開催し日頃の練習の成果を発表
      年  末 中央区第九記念合唱団とともに「中央区第九の会」開催
      随  時 依頼演奏

過去実績:

      臨港消防団始め式・豊海小学校記念式典・中央区還暦のつどい
      トリトンスクエア竣工記念式典 など

代表者名:堀内 周

事 務 局:東京都中央区晴海1-7-2-614



お知らせ

LINEスタンプの申請に関する告知 (2019.3.5)

この度、ポスターやチラシに登場している当団のオリジナルマスコットキャラクター『熊さんとご隠居』のLINEスタンプ第2弾を作成し、申請いたしました。申請承認後に販売となります。ご期待ください。

中央区交響楽団
オリジナルマスコットキャラクター
 『熊さんとご隠居』